成年後見制度とは

成年後見制度とは精神上の障害、たとえば知的障害や精神障害や認知症などの障害を持つ人が判断能力の不足のために不利益を被らないよう家庭裁判所に申し立ててその人を援助してくれる人を付ける制度です。一人暮らしの老人が詐欺にあい、高額の商品を買わされてしまった場合も成年後見人には取消権があるので契約を取り消すことができるのです。判断能力が低下した人の財産管理が成年後見人にはできるのです。同時に身上看護もできます。これからの超高齢化社会において、この制度の重要性がますます高まってくることでしょう。譜面01ただ本人は八百屋で野菜を買ったりデパートで洋服を買ったり、日常の必要なことはできます。判断能力が衰える前は任意後見制度になり、判断能力が衰えた後は法定後見制度になります。また成年後見登記制度が新たにでき、登記官が成年後見の内容を証明する登記事項証明書を発行し情報を確実に管理し、判断能力の衰えた人の権利をしっかり守れるようになりました。このように成年後見制度はその場その場でいささか迅速性に欠けるというデメリットはありますが、それを補うメリットの方が遥かに多い制度なのです。なお当然のことながら、成年後見をされた方は医師や弁護士などの資格を取ることができません。