身上監護について

成年後見人の業務の一つである身上監護とは、生活や療養看護に関わる事務のことです。
とはいえ、介護のような事実行為ではなく、介護施設への入所契約を行うことなどを指します。
ですので、本人の身の周りの世話なども含まれません。
これらも事実行為だからです。
介護・入院・リハビリ・施設入所などの強制や、臓器移植への同意といった一身専属的な事柄についても同じです。???? Vol.6 ????????
具体的に例を挙げると、「医療に関する事項」「住居の確保に関する事項」「施設の入所や退所などに関する事項」「介護や生活維持に関する事項」「教育やリハビリに関する事項」という五つの事項について、これらに関する契約を結んだり、相手がきちんと契約を履行しているか監視したり、契約に必要な費用を支払ったり、必要があれば契約を解除するなどといったことが身上監護の内容になります。
そして、上でも述べたように事実行為は基本的に行いませんが、「法律行為に付随した事実行為」は行わなければなりません。
例えば、本人が住む場所や入所施設に関する情報を集めたり、本人の親族と連絡をとったりすることなどは事実行為ですが、これらは業務内容と切り離すことはできないので、当然ながら業務の範疇に含まれます。

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